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空を合成 [画像処理]

商業写真では、曇り空を青空に合成するような処理は珍しくありません。

やり方としてはフォトショップで青空の画像の上に加工する画像をレイヤーで重ね、空の部分を透明化することで可能です。

空の部分との境の切り出しは、建物などの単純な形状の場合は簡単ですが、木木が重ねあって、部分的に空が覗けるような画像での処理は面倒で、特に細い枝が網目状になっているような場合は極めて困難で、たとえ切り出しが出来ても輪郭のわずかなボケの影響で、白い線が残って、不自然に見えてしまいます。

知人の商業写真家がこの処理をうまくこなしているのを見て挑戦してみました。

彼のやり方は企業秘密とのことで、独自に工夫してみました。

オリジナル画像です。
DSC_1204m.jpg

青空に合成し、地上部分は晴れた日のように見えるよう階調等を調整しました。
DSC_1204pscm.jpg

桜の部分を切り取ってみました
DSC_1204psctrm.jpg

等倍で注意深く見ると部分的に不自然に見える場所もありますが、モニターの全画面で見た程度では、違和感はありません。

画像にもよりますが、処理時間は30分程度です。


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加工写真 [画像処理]

懇意にしている写真家が撮影した、建物写真の画像修整をお手伝い。

加工した写真の一部のみとの条件でブログへのアップの了解が得られました。

加工前の写真です。
samp;e0.jpg


加工後の写真
sample1.jpg

標識の後ろや雪の山の部分は合成写真です。

このような加工をする部分が他にも数か所あり、面倒だったのは進入禁止の標識の後ろの部分で、その部分の様子がわかる構図を変えて撮影された写真が添付されたので、なんとか仕上げることが出来ました。


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加工写真 [画像処理]

オリジナル写真です。

DSC01324m.jpg
RX100

人間と、右下の柵を消してみました。
DSC01324cm.jpg

このような派手な修正はめったにやりませんが、小さな修正は時々やっています。

商業写真では日常的に行われているようですが、加工したことが分かるものはNGです。


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高山寺 [画像処理]

長野県小川村にある高山寺には古い三重塔があり、1698年に建造されたとのこと。
快晴のため、白壁の反射と建造物の影部分とのコントラストが強烈な状態だったため、後加工を前提に、-0.3EV露出補正で撮影。
KSF_0528orgm.jpg

SilkypixでRAW現像の際にダイナミックレンジを拡大して階調を補正した画像
KSF_0528m.jpg
D800


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D800のダイナミックレンジを検証その2 [画像処理]

2012年9月3日のブログでD70やD200のダイナミックレンジは8EVだったの対してD800のダイナミックレンジはJPEGで9.6EV、RAWでは12.2EVの検証結果が得られたと書きました。
リバーサルフィルムのダイナミックレンジに相当するダティチュードは5~6EV、ネガフィルムでは10~11EVであると言われているようですが、D800では広いとされるネガフィルムのラティチュードを明らかに超えています。

ちなみにダイナミックレンジの最暗部と最明部との明るさの差は、2のEV数のべき乗に相当することから、
8EVでは256倍
9.6EVでは776倍
12.2EVでは4705倍
に相当することになります。

D800のダイナミックレンジについてネットで調べてみると、DxOMarkでのダイナミックレンジテストでは14.4EVとアナウンスされているようですが、私のテスト結果よりかなり大きな値です。

某カメラ雑誌のテストレポートではEOS 7D MarkⅡのダイナミックレンジは僅か6.1EVであるとのテスト結果でしたが、DxOMarkでのテスト結果では11.8EVでEV値だけで倍近くの差があります。
その雑誌では、ダイナミックレンジは輝度レベルが20から245の範囲と定義していますが、私のD800の測定結果をこの定義にあてはめると、D800のダイナミックレンジは僅か6.7EVしかないことになります。

測定方法や定義が同じなら相対比較が可能なので、今後、他のカメラのダイナミックレンジを検証したとしても同じ方法を採用するつもりですが、某雑誌の定義は全く納得できない内容です。

カメラのダイナミックレンジが広がるとハイコントラストの被写体の撮影には有利となり、RAW現像を駆使すると、以前は不可能だったような写真が撮れるようになります。

富士山に露出を合わせた結果、前景が黒つぶれしてます。
KSE_4470m.jpg

RAW現像で黒つぶれした部分の階調を復元
KSE_4470pm.jpg
D800

コントラストが低い被写体の場合はダイナミックレンジが広い状態で撮影すると、眠くてメリハリの無い画像に写ってしまいます。

知床で撮影したJPEG画像ですが、雨でもやっていたため、低コントラストの見栄えの悪い写真になってしまいました。
KSE_7592orgm.jpg

RAW現像の際に、レベル補正により、ダイナミックレンジを狭くしてメリハリのある画像に補正
KSE_7592m.jpg
D800

ダイナミックレンジが狭いカメラで、ダイナミックレンジの広い写真を撮るんことは至難の業(注)ですが、ダイナミックレンジを狭めることはいたって簡単です。

(注)
RAW現像でダイナミックレンジを広げることは可能ですが限度があります。
露出を変えた写真数点を合成することによりダイナミックレンジの広い写真を作りだすことは可能です。
またハイダイナミックレンジモードのあるカメラでは、カメラ自体が露出を変えて撮影した何点かの写真を合成してしまいます。


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D800のダイナミックレンジを検証 [画像処理]

後記理由で、今更ながらD800のダイナミックレンジを実測検証してみました。

D70、D200のカスタムトーンカーブを作成した当時に、これらのカメラのダイナミックレンジを実測したことがありますがどちらもほぼ+3EV、-5EVで8EVの範囲であることを確認しています。

D800を使用していて、ダイナミックレンジが広がっていることは、感じていたのですが、今回の検証の結果、D800のJPEGモードでは、+3.6EV、-6EVで9.6EVと広がっていることが確認できました。

また、RAW現像の際に、JPEGよりダイナミックレンジを拡大することが可能で、これにより、限度はあるにしても、白飛びや黒つぶれして見えなくなった画像も浮き出させて救済することが可能となります。

今回は、RAW現像ソフトであるSylkyPixのHDR処理でレベル20の設定でダイナミックレンジを拡大した結果、+4.6EV、-7.6EVと12.2EVまでダイナミックレンジを拡大することが確認できました。 
HDRの処理レベルは100までありますが、最大でも30以上にレベルを上げると不自然な画像になってしまうため、今回はレベル20としました。

RAW現像の際の露出補正でもダイナミックレンジの拡大が可能ですが、プラスかマイナスのどちらか片方に傾いてしまうため、明暗どちらにも拡大するHDR処理としました。

D800dynamic range.gif

私が実施したダイナミックレンジの確認方法は、グレーカードを被写体にして、被写体の輝度レベルが128となる適正露出がSS1/40になるよう絞りを設定し、SS1/8000からSS1秒まで1/3ステップごとに40回シャッタースピードを変えて撮影した画像の中心部の輝度レベルをフォトショップで測っています。
また、ピントはわざとずらしてぼかしています。

ダイナミックレンジの限界は階調が無くなるまでの範囲としています。

D800では、明るい部分は輝度レベル255で飽和状態になりましたが、暗い方はいくら露出をマイナスにしても輝度レベル4以下には下がりませんでした。 推定ですが、黒つぶれした状態でもノイズ成分が残っていたためではないでしょうか。

SylkyPixのHDR(High Dynamic Range)を処理した場合の輝度カーブは特異で、ダイナミックレンジを拡大するだけでなく、-4EV付近の輝度を特に上げることにより、黒つぶれしかかった暗部を持ち上げるような処理をしているようです。

JPEGのカーブでは、明るい方はきつい角度で、+3.6EVまで上がり、ここですとんと切れています。 このため+3.6EVを超えた部分では急激に白飛びが発生することになりますが、暗い方はカーブが寝ており、粘ることになります。


今回、D800のダイナミックレンジを検証は、某写友からISO感度とダイナミックレンジに関する質問を受け、お答えした経緯があり、これがきっかけとなりました。


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縦パノラマ合成 [画像処理]

フォトショップのレイヤー合成を利用するとパノラマ写真は簡単に出来てしまいます。
合成する元画像がばらばらに傾いていても、ズームが動いてしまっても色や明るさが違っていても、器用に補正して、ほとんど合成したことが分からないほど。
歪曲がある画像も合成することで歪曲まで補正されてしまいます。

パノラマでなくても、例えば、広角レンズが無い場合も四方にずらして4枚撮影して合成することで、超広角な画像を作ることが出来、標準系のレンズを使用することで、超広角レンズ特有のパースペクティブ歪みも抑えることが可能となります。

ここでちょっと思いついたのが足元から遠方までの縦のパノラマ合成をしたらどのような画像になるか興味を持ち、試してみました。

フォトショップでのパノラマ合成はいくつか種類がありますが、自動設定と遠近法の2種類を試してみました。

カメラはRX100でワイド端の28mm相当で撮影した6枚の画像を合成しました。

まずは自動設定ですが、魚眼レンズで撮ったような形状に合成されました。
本来ならトリミングして仕上げなければなりませんが、今回は合成されたままの画像です。

DSC03668p1.jpg


次は遠近法です。
DSC03668p2.jpg

超広角レンズで撮ったような形状です。
遠方部は元画像ではパースペクティブ歪みはないのですが、両端部は電柱等は傾いてしまいました。

今回は極端な合成ですが、この機能を利用することで、カメラだけでは撮影が不可能なパンフォーカスの画像を作ったり、隣接して撮影した画像を合成して拡大トリミングも可能になると思います。

フォトショップでのパノラマ合成の方法ですが、
合成する画像をレイヤーで重ねた後、SHIFTボタンを押しながら合成を希望するレイヤーをクリックして青色に反転させた後、
ツールバーメニューより
編集→レイヤーを自動整列→投影法で自動設定か遠近法を選ぶ→編集に戻って→レイヤーを自動合成→パノラマ→OK
次に
レイヤー→画像を統合

今回の画像はここまでの処理でしたが、画像として仕上げるにはトリミング等が必要となります。

パノラマ合成しても、よほど条件が悪くない限り合成したことは判別出来ませんが、解像感が若干低下するようです。
但し、画像サイズは各元画像より大きくなるので、合成後の画像サイズとしては、支障ない解像感を維持していると考えます。


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ホタル写真比較明合成 [画像処理]

先週末に撮影したホタルの写真と昨年同じ場所で撮影した写真とを較べてみると、今年は小雨、昨年は星空で、昨年のほうがきれいにかつ沢山のホタルが写っていました。

昨年は、ワンショットで完成形にするよう苦心したのですが、再度撮影するに先立ち、ホタルの撮影法や仕上げ方法を改めて調べた結果、何枚もの写真をフォトショップにより比較明合成で仕上げることが一般的であることが分かりました。

ということで、昨年撮影したホタルの写真を5枚合成してみました。

露出時間30秒から2分もの長時間露出しており、合計露出時間はおよそ5分間分になります。

KSE_1492comp.jpg

写したままの写真だと背景が暗いままなので、暗部を持ち上げています。

数多くのホタルの軌跡が写っているのですが、縮小すると細かな部分がはっきり見えないので、中央部分をトリミングしてみました。

KSE_1492trm.jpg
D800+35mmF2

長時間露出のため、大きな葉は風に揺らいで流れています。


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大木 [画像処理]

三井での撮影会で、案内された大木です。
木の種類は失念しましたが、地元では由緒ある木のようです。

ここでは、森の中で逆光と撮影条件が悪く、色温度指定しなければならない状況にもかかわらずAWBでの撮影のため、WBもNGとなり、見られる絵にするため、RAW現像の際のWBと階調の補正やトリミングに加えてフォトショップでの加工も施して、撮影時のイメージに近づけています。

KSE_6796c3m.jpg
D800+Ai35mmF2.0

撮影したままのJPEG画像です。


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カメラによる雪景色の色違い [画像処理]

先日のスキー兼雪山撮影ではSONYのRX100とFUJIFILMのX-E1とメーカーの違うカメラ2台で撮影しました。
通常風景の撮影ではWBは晴天または色温度5000K~5250Kに設定し、RAW+JPEGで撮影していますが、カメラの違いにより極端に色調が違う写真が撮れてしまいました。
RAW現像により色調は補正できますが、JPEGのままでは、まるで雰囲気の違う写真になってしまいます。

RX100はマゼンタ被りの派手すぎた色調
pic1.jpg

X-E1はRX100と正反対に緑かぶりした地味な色調


比較のため2年前の撮影ですがNIKONのD3100で撮影したJPEG撮りっぱなしの画像です。


これらのうち一番まともな色調はD3100でしょうか。

この三点の写真のRAWを現像して好みの画像に仕上げたてみました。








RAW現像による補正で並べてみても違和感があるほどの色調の差はなくなったと思っています。

NIKONのカメラでも世代が違うと色調に差が認められますが、これほどの違いは有りません。
その他のメーカーのカメラはどうなのか気になるところです。


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